ゲームアートの描き方:まず模写、そのあと自分流に
ゲームアートの描き方を最短で学ぶには、最初から「オリジナル」を目指すのをやめること。好きなゲームを1本選んで、そのキャラクターを描き直してみよう。
まずは模写から――本気で
僕の知るプロはみんな、オリジナル作品を公開する前に、模写したスプライトをフォルダにためていた。これは練習であって、ズルじゃない。
- マス目を使う:スクリーンショットにも紙にも同じマス目を引き、マスごとに合わせていく。
- キャラクターを正面・横・後ろから描き直す。「ゲームキャラクターの描き方」系の解説で教えていることのほとんどがこれだ。
- 色は4〜5色に抑える。ピクセルアートは16×16か32×32でいちばんうまくいく。
- 1回なぞったら、記憶だけで描き直す。そこで初めて身につく。
ルールは1つ:模写はスケッチブックの中だけ。練習と盗用は別物だ。
模写を自分だけの作品に変える
模写から学べなくなったら、変異させてみよう。シルエット、武器、配色――1つだけ変えて、まだキャラクターとして通じるか確かめる。
- まずシルエットをデザインする。黒いシルエットだけでも何のキャラか分かるなら、そのデザインは通じている。
- 参考を組み合わせる:あるゲームの仕草、別のゲームの衣装のアイデア。
- デザインを真逆にしてみる:ずんぐりしたゴブリンを細身のロボットに、温かい雰囲気の店主を不気味な衛兵に。
模写を数十枚、変異を数十回重ねれば、本当に自分だけのゲームアートが描けるようになる。
背景、アイコン、その他全部
ゲームにはアイテムやタイル、アイコンも必要。いちばん簡単なのはアイコンで、32×32のポーションは午後1つで仕上げられる構図パズルだ。背景はまず消失点1つ、それから2つ。
アイデアが浮かばない?何を描くか決めてくれるジェネレーターなら1クリックでお題が出る。デジタルに挑戦するなら、デジタルアートの作り方のガイドで道具を確認しよう。
ゲームのコンセプトアートAI:完成品ではなくアイデアボード
ゲームのコンセプトアートAIに対する僕の評価は肯定的だが、限界はある。「夕暮れの暗い森の寺院」と入力すれば、1分で20通りのライティング案が出てくる。色や構図のアイデア用に取っておこう。
注意点:ライセンスを確認せずに、AI画像を最終アセットとして使わないこと。商用利用の可否はツールによって違う。「AIは僕のために絵を描ける?」への正直な答えは「描ける」。ただし、自分の手で描いた絵のほうがゲームには合う。AIの手がいまだにネタにされるのには理由がある。
自分のドキュメントで試してみよう
タブレットを買う前にAIコンセプトアートを試したい?無料のAI Drawツールなら1日3枚まで生成できる。アイデアボードには十分だ。生成して保存して、それからスケッチを。