タグツリーはアクセシブルなPDFの背骨です。これがないと、スクリーンリーダーは文書をテキストと画像のフラットなストリームとして認識します。タグを理解することがPDFアクセシビリティ理解の基礎です。
タグツリーとは
タグはPDFに埋め込まれた隠れた構造ラベルです。支援技術に各コンテンツ要素が何であるか(見出し、段落、リスト項目、テーブルセル、図)を伝えます。これらが階層を形成し、タグツリーと呼ばれます。これがPDF/UAの核心です。
一般的なタグタイプ
- H1〜H6 — 見出し
- P — 段落
- L、LI — リストとリスト項目
- Table、TH、TD — テーブル、ヘッダーセル、データセル
- Figure — 画像(代替テキスト付き)
- Link — ハイパーリンク
タグ付き vs タグなし
タグなしPDFは本質的に文書の画像です。タグ付きPDFは論理的な順序で読み上げられ、構造をアナウンスし、ジャンプナビゲーションを可能にします。スキャン済みPDFは最悪のケースです。スキャン済みPDFが失敗する理由をご覧ください。
タグツリーの表示方法
Adobe Acrobat Proで:表示→表示/非表示→ナビゲーションパネル→タグ。
タグの構築方法
一部のアプリケーションはアクセシブルなソース文書からタグ付きPDFをエクスポートします。ソースがアクセシブルでない場合、タグは手動でAcrobatで、または自動修復で追加する必要があります。自動修復はツリーをプログラムで再構築し、veraPDFで検証します。